About Otomoro大友楼について
開業から一九○年
金沢の食文化を受け継ぐ
大友家は前田家三代利常のころ(元禄期)から代々加賀藩の御膳処を務めてまいりました。加越能文庫文書によれば初代大友儀佐衛門は加賀藩料理頭として八十石で勤めており、四条園部流包丁人でございました。
天保元年(1830年)に出張料理(仕出し業)を生業とし、藩政末期にはようやく小座敷を持った店舗らしき姿に成長いたしました。大友楼は現在でも前田家の古い儀式料理や四条流料理等を家伝として厳しく受け継いでおります。
加賀藩の歴史を継承する、
伝統の郷土料理
大友楼は、病魔退散と春の縁起を祈る七草行事の伝統を継承しています。この行事が日本に伝わったのは平安朝に遡り、徳川期には初大名が将軍家へ登城し七草の粥を食べていたそうです。
加賀藩の御膳処に努めた料理人として七草行事を受け継ぎ、古くから続く日本の伝統を今に伝えています。
ご紹介動画
※音が出ますのでご注意ください。
沿革
- 1830年(天保元年)
- 金沢市尾山町において料亭を開業
- 1898年(明治31年)
- 北陸線開通、金沢駅開業と同時に駅構内に汽車弁当販売所を設け、構内営業部を併設
- 1963年(昭和38年)
- 株式会社大友楼を設立、業務を拡大
- 1973年(昭和48年)
- 大友楼大和店オープン
- 2008年(平成20年)
- BSジャパン「王女の晩餐!殿様料理」のグルメドキュメンタリー出演
- 2011年(平成23年)
- 料亭大友楼が金沢もてなしの伝統文化資産に認定
- 2013年(平成25年)
- 映画「武士の献立」料理監修
- 2014年(平成26年)
- 大友楼あんと店リニューアルオープン
- 2015年(平成27年)
- 北陸新幹線グランクラスの軽食を提供
- 2018年(平成30年)
- 金沢と和倉温泉を結ぶ観光列車「花嫁のれん」の車内飲食を監修・販売
- 2020年(令和2年)
- 茶寮一井庵オープン
会社概要
- 会社名
- 株式会社大友楼
- 代表名
- 代表取締役 大友 佐俊
- 創業
- 天保元年(1830年)
- 資本金
- 1,000万円
- 事業内容
- 飲食業、製造及び販売業
- 店舗数
- 金沢駅及び高岡駅構内売店、百番街、デパート内売店 (7箇所)
- 従事員数
- 110名(2023年3月現在)
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